OG PLANNINGでは、私たちの企業理念である” いい家をより安く ”ご提供していくために、業務へのデジタル技術の積極的な導入を推進していくDX戦略を策定しております。
私たちは、創業以来、” いい家をより安く ”をモットーとしてお客様と共に、お客様の理想の家づくりを行ってまいりました。そして、その想いはこれからも変わりません。
しかし、私たちを取り巻く環境は時々刻々と変化しています。
創業した2019年ころ、不動産の売買契約を締結する時には、紙の書面に捺印をする以外の方法は考えられませんでしたが、2022年5月からは、電子契約が可能になりました。
また、昨今では、世界的なインフレや円安の影響で、日本でも物価の上昇が続いています。
こうした変わりゆく経済環境の中で、世代を超えて、変わることなく” いい家をより安く ”提供していくには、私たちの想いを実現するための最良の手段を、変化していく環境の中から探し出し続けていくという不断の取組を続けていくことが必要だと私たちは考えます。
そして、そうした取組の中から見つけた私たちの答えが、「DXで高めた生産性により生じる利益をお客様に還元することで” いい家をより安く ”提供していく」です。そのために行うべきことを、この度、私たちは「DX戦略」としてまとめ上げました。
具体的には、以下の通りです。
1. OG PLANNINGが目指すDX
当社が目指すDXは、「デジタルとアナログを適切に組み合わせた効率的な業務実施体制の構築」です。人口減少社会、人手の確保が難しい時代に” いい家をより安く ”提供していくには、生産性を向上させるデジタル技術の利用は欠かせません。
一方で、業務のデジタル化を進めることに重点を置きすぎると、デジタル化そのものが目的となったり、その結果、お客様の事情に合わせて業務を行う柔軟性が失われ、却って、業務が非効率になったり、さらには、最も大切な、お客様の気持ちを損なうこともあります。
そのため、私たちが目指すべきDXとは、そうしたお客様の自然な気持ちを中心にして、可能な限り業務効率を高めるためのデジタル技術を取り入れた、デジタルとアナログを適切に組み合わせた効率的なサービスの提供だと考えます。
お客様とお客様に提供する商品・サービス、それらを提供するための業務がまずあって、その業務を効率的に行うためにデジタル技術がある、お客様の満足度を高めるための道具・手段としてデジタル技術がある、この考え方に基づいて、当社は業務におけるデジタル技術の利用を進めてまいります。
2. OG PLANNINGのDX戦略
具体的には、モデリングシステムや施工管理システムを用いてお客様の理想の家のイメージを実現することや、管理部門における様々な業務システムやデジタル・ツールの導入・連携・活用による業務の効率化やサービス品質の向上などです。
このようなDXを実現するために、当社ではDX戦略を策定いたしました。
当社のDX戦略では、以下の3つを大きな柱としています。
①社内デジタル人財の確保
②セキュリティ態勢の整備
③デジタル・サービスやシステムの利用・導入検討
当社は、社外のパートナーとも連携しながら、デジタル技術やセキュリティに関する知見を持つ人材の確保、定期的な研修の実施による人財の育成、システムやデジタル・ツールの利用ルールの整備や技術的セキュリティ対策の実施などのセキュリティ態勢の整備を行い、まずは、人事労務システムやビジネスコミュニケーションツールなどの社内における業務を効率化するデジタル・サービスやシステムの利用・導入を進め、その後に、モデリングシステムや施工管理システムなどの導入を行い、デジタル技術の利用環境の整備を行って、デジタル技術によりデータを活用した効率的な業務実施体制の確立を行ってまいります。
これらを実施するために、私たちは代表取締役をDX推進の実務執行総括責任者とし、DX推進担当部署をおいてデジタル技術や情報セキュリティの知見を有する人材を配属し、代表取締役の強いリーダシップの下、DX推進担当部署が企画・実行の実務を担い、他部署に適切に指示・連携を行って、全社を挙げて一つ一つの取り組みを実行していきます。
3. DX戦略の達成度を測る指標
私たちは戦略の3つの柱それぞれに、DX戦略の達成度を測る指標として、「情報セキュリティマネジメント試験合格者相当の知見を有する人材１名の確保」「年1回の情報セキュリティ研修の実施」「ビジネスコミュニケーションツールの正式導入」を設定しています。
4. DX戦略の推進状況
当社では、効率的な業務実施体制の確立に向けて、現在、社外パートナーと、業務システムやツールの選定、及び、年1回の情報セキュリティ研修について、研修内容の検討と、実施の仕方に関する打合せを重ねています。
課題としては、業務システムやツールの選定に当たっては、業務システム間の連携に支障をきたさないサービスの的確な選択が重要であると考えており、個々の業務の効率化ではなく、全社的な業務の効率化を達成できる業務システムやツールの調査・選定を進めてまいります。
また、情報セキュリティに関する知見のある人財の採用、システムやツールの利用ルールの整備など、その他の施策についても実施・実現に向けて準備を進めています。
私たちは、上記のようなDXを着実に進めていくために、私たちのDX戦略の内容と進捗について発信を行っております。OG PLANNINGでは、こうした新しい取組を行いながら、今後も、お客様や当社パートナーの皆様と共に、お客様の理想の” いい家をより安く ”提供してまいります。
2022年10月12日
株式会社OG PLANNING
代表取締役
小笠原 哲也
